メーター表示と実際の速度、実はぴったり一致していない
カーナビやスマホのGPS速度と見比べて「メーターの方が速く出ている」と感じたことはないでしょうか。これは故障ではなく、多くの車で意図的な設計によるものです。速度計は保安基準の関係で、実際の速度より低く表示されることが認められていません。そのため、メーカーはあえて実速度よりやや高めに表示されるよう調整して出荷しています。
つまり「メーター表示=実速度より少し多め」はある程度普通のことで、この程度の誤差であれば車検でも問題になりません。ただし、この許容範囲や具体的な基準値は車種・年式・測定方法によって扱いが異なるため、気になる場合は車検を依頼する整備工場や検査場に確認するのが確実です。
「正常な誤差」を超える動きは不調のサインかも
問題になるのは、以下のような明らかにおかしい動きです。
- 走行中に針が大きく揺れる、または一瞬フリーズする
- 速度が0のまま動かない、逆に停車中でも針が動く
- デジタル表示が点滅・乱れる、警告灯が同時に点く
- 特定の速度域だけ表示がおかしくなる
これらはメーター本体の内部故障だけでなく、車輪の回転を検知する速度センサー側の不具合や配線の接触不良が原因になっているケースもあります。原因の切り分けには診断機での確認が有効で、自己判断でメーター交換を決める前に、まずは点検を受けることをおすすめします。
中古車購入時にも注意したいポイント
中古車を選ぶ際、走行距離とメーターの状態が不自然に合わないと感じることもあるかもしれません。現在の車は電子制御で距離データが複数箇所に記録されているため、単純な巻き戻しは以前より難しくなっていますが、購入前に車両状態をよく確認する、信頼できる販売店を選ぶといった基本的な注意は引き続き大切です。
交換が必要になったら
メーター本体の故障が確定した場合、車種によっては流通量が少なく新品部品の入手が難しいこともあります。当店では速度計(スピードメーター)をリビルト部品で取り扱っており、内部の劣化した部品を分解整備した上で仕上げているため、新品に比べて費用を抑えつつ状態の良い部品に交換できるのが特徴です。
部品選びで困ったら
「どの部品が自分の車に合うのかわからない」という場合でも、部品番号がわからなくてもご相談いただけます。車台番号があれば当店で適合部品を特定できますので、車検証を手元にご準備のうえお問い合わせください。沖縄県内に在庫がある部品は最短即日発送、県内在庫にない部品は本土から航空便でお取り寄せし最短翌々日が目安となります。まずはお気軽にご相談ください。